院長挨拶

泰玄会病院は、昭和10年に開設され、その後、現在の一宮市(旧尾西市)東五城への移転、昭和48年の医療法人設立を経て現在まで80余年の間、地域医療の中核となるべく努力を重ねて参りました。
近年、超高齢化社会の到来により、病院の役割も、病気を診て治すという従来の役割だけではなく、より積極的に地域に関与し、地域医療/介護の一員として患者様の健康生活を支えることが求められています。
泰玄会病院は、地域包括ケア病棟を擁した急性期病院として、健康生活の維持、病気の予防に念頭をおいた外来診療、およびリハビリによる機能維持など、退院後の生活にも配慮した入院診療を高いレベルで行うこと、それだけではなく、日常生活への移行が困難な方、家族の疲弊などにより療養環境の維持が困難な方などに可能な限り温かく向き合い、病院内外でサポートすることで、いわゆる現代の総合医療を目指してまいります。
そこにあってよかった、と地域の方々に思っていただけるような、地域に根ざし、浸透した病院となるため、今後も患者様からのご意見に耳を傾け、地域の医療/介護のエキスパートの方々のご指導を賜りながら精進を重ねてまいります。