認知症サポーター養成講座を開催しました
2023年12月12日
尾西第一中学校福祉実践教室
令和5年12月8日、尾西第一中学校にて認知症サポーター養成講座を行い、1年生の生徒32名と先生1名が参加してくださいました。
最初に認知症についてのお話をさせていただきました。認知症について理解してもらった後に寸劇を行いました。「ピザをたくさん注文して困っている」「翌日ピザを買ったことを忘れ財布に小銭しかなく、孫に好きなものを買ってあげたかったのに・・」と言う祖母に、どのように声をかければよいか生徒のみなさんに考えてもらいました。
生徒さんから「おばあちゃん、一緒に食べよう。余ったピザは冷凍するから大丈夫だよ」「ピザ買ってもらったからまた今度でいいよ」といった優しい声かけが聞けました。
次に体を動かしながら楽しく頭と身体を同時に使うと認知症の予防になるコグニサイズを生徒の皆さんと一緒に行いました。
講座終了後のアンケートには「認知症は脳の病気だと初めて知った」「認知症の人だけでなく、困っている人がいたら声をかけたい」などの感想がみられました。
一宮市地域包括支援センター泰玄会では、今後も認知症の正しい理解と認知症の人が安心できる接し方を学ぶことができるよう認知症サポーター養成講座を続け、やさしい地域づくりに貢献していきたいと思います。