第73回 東海ストーマ・排泄リハビリテーション研究会にて発表しました
2025年8月5日
2025年8月2日に、刈谷市総合文化センター アイリス 小ホールにて、泰玄会病院のWOCN(皮膚・排泄ケア認定看護師)笹川真弓氏と窪野朱里氏が、第73回東海ストーマ・排泄リハビリテーション研究会で発表を行いました 。発表のタイトルは「高齢オストメイトの住み慣れた暮らしを支えるストーマ外来の役割」です 。〜ICTを活用した訪問看護との連携を経験した一例から〜 。
発表の概要は以下の通りです。
事例: 直腸がんの手術でストーマ(人工肛門)を造設した80歳代の独居女性への支援について報告しました 。
支援体制: WOCN(皮膚・排泄ケア認定看護師)が手術前から関わり、退院後は訪問看護と連携しながらストーマ外来で継続的に支援しました 。
ICTの活用: ICTツール(情報通信技術を活用したツール)を使用し、訪問看護師とWOCNが画像を共有することで、迅速かつ適切なケア内容の検討や受診調整が可能になりました 。
支援内容: ストーマ外来では、皮膚トラブルの早期発見・対応、セルフケアの再評価、安心して実践できるケア方法の提示などを行いました 。
ACP支援: 本人や家族と治療方針を確認したり、ACP(人生会議)を支援したりすることで、療養生活への不安を軽減しました 。
成果: 医療資源が限られる中でも、ICTを活用した柔軟な連携やACP支援が有効であったことを示しました 。ご高齢ながらもセルフケアがほぼ自立し、安心して自宅での生活を続けられています 。
今後は、医療機関と地域の施設、訪問看護、介護事業所、行政を含む多職種での連携体制を構築していくことが重要となります 。